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事例紹介

事例紹介

M&A成約事例43 調剤薬局のM&A(株式譲渡)が成約いたしました。

T薬局の概要

業種
調剤薬局
年商
2億6000万円
従業員数
-名
所在地
福岡県

Q社の概要

業種
調剤薬局
(大手チェーン)
年商
-
従業員数
-名
所在地
東京都

 T社は50歳のK社長(薬剤師)とK社長の叔母様が創業した地域密着型のマンツーマン薬局2店舗を運営している会社です。

 T社は福岡県の薬局でしたが、福岡市や北九州市などの中心部から離れた地域の薬局だったため慢性的に薬剤師が不足しており、薬剤師の採用が非常に難しい地域でした。
 K社長は将来を見据えると単独で運営していくには限界がくるであろうこと、また50歳を区切りに県外に移住することもお考えであり、その実現のために会社の譲渡を決断されたのでした。

 2店舗のうち1店舗は年商2億円超と売上規模が大きく、もう1店舗は年商数千万円と規模が小さな店舗でした。規模感と想定される譲渡金額から、資金力があり薬剤師人材の送り出しが可能な大手調剤薬局チェーンを中心に打診をしていった結果、2社から最終的なオファー(条件提示)があり、K社長のご要望に対して満額回答したQ社との間で話を進めていくことになりました。

 顧問税理士事務所の協力的な姿勢もあって買収監査もスムーズに終えることができ、無事に株式譲渡契約が締結され、譲渡が完了したのでした。
 話が固まる直前に勤務薬剤師から退職願いが出るといった想定外のこともありましたが、Q社の薬剤師の手配がつくまでK社長が譲渡後もしばらくの間継続して勤務をいただくことで、円滑に承継することが出来たのでした。