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事例紹介

事例紹介

M&A成約事例29 調剤薬局のM&A(事業譲渡)が成約いたしました。

A薬局の概要

業種
調剤薬局
年商
2億5000万円
従業員数
-名
所在地
首都圏

B社の概要

業種
 
調剤薬局チェーン(上場)
年商
-円
従業員数
-名
所在地

A薬局は製薬会社のMRだったK社長が実に30年近く前に開設した地域密着型の薬局です。長い年月を経て処方元は地域一番のクリニックとなり、大変多くの患者さんを集めていました。その他複数の処方元クリニックが近隣にあり、そして地理的な特性もあって広域の医療機関からの処方箋も数多く応需していました。

近年は業績が右肩下がりの薬局が多い中でA薬局は少しずつですが、業績を伸ばしていました。K社長のご年齢は50代後半とまだリタイアするには少し早いということではありましたが、今後の報酬改定への対応や薬剤師の確保がままならないなど、将来の運営について悩んでおられました。

今年4月の報酬改定を機にご自身が薬剤師ではないということから、単独で運営していくよりも大手の傘下に入ったほうが良いのではないかというお気持ちが強くなり、M&Aを真剣に考えるようになられたのでした。そして奥様と将来について相談され、またご一緒に将来の資金計画を作成され、ご自身の希望条件が満たされるのであればM&A(譲渡)するということでスタートしたのでした。

月の処方箋枚数が3000枚超、年商2億5000万円という薬局ですから、当然のことながら引く手あまたです。K社長は社員の方々が安心するように人繰りに余裕のある大手チェーンか準大手チェーンに限定して打診し、①提示された条件を比較検討して最終的に譲渡するかどうかも含めて決める。②もし希望条件に届かない場合はそのまま継続するということにしました。

当方にて大手薬局チェーンを中心に8社に打診を行ったところ、結果5社から書面での条件提示(買収意向表明書)をして頂きました。そしてそのうち3社からK社長の希望を上回る条件提示がありました。K社長のご希望により、その中のB社との間で話を進めていこうということにお決めになり、トップ面談、買収監査、譲渡契約と無事に進んでいきこのたび無事にM&A成約の運びとなりました。

おそらくですが、K社長が数年後に振り返った時にあの時決断して本当に良かったということになるのではないかと思います。弊社でも相当気合を入れてお手伝いしましたので、きっとご満足頂けたものと思います。
早速、大切なお知り合いをご紹介頂き、誠にありがとうございました。こちらも喜んでいただけるようにしっかりとお手伝いさせて頂きたいと思います。