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事例紹介

事例紹介

2015.12 調剤薬局のM&A(株式譲渡)が成約いたしました。

M社(譲渡側)の概要

業種
調剤薬局
年商
2億5000万円
従業員数
-名
所在地
関西

T社(譲受側)の概要

業種
調剤薬局チェーン
年商
約100億円
従業員数
-名
所在地

M社は、薬剤師のK社長(40代)が10数年前にゆっくり患者と向き合いたいという想いから独立開業し、2店舗の地域密着型の薬局を運営している会社でした。
2店舗ともに業績の良い薬局でしたが、とくに1店舗は医療ビルの1階に位置しており、非常に魅力のある薬局でした。

新たな処方元が増えたここ数年は多忙な日々を送りながらも、果たしてこのままで良いのかと理想と現実のギャップを感じておられました。理念のない経営は処方元にも従業員にも良くないのではないかという考えに至り、調剤薬局については経営基盤のしっかりとした企業に譲渡し、ご自身は昔からやりたかったカウンセリングのもとに処方する漢方薬局を新たに開設しようとお決めになったのでした。

当初お会いしてお話を伺ったときには、調剤薬局のほうが安定しているので漢方薬局への挑戦は良くお考えになったほうがいいのではないかとアドバイスしました。調剤薬局を譲渡せずに両方を平行してやっていく形でも良いのではないかというお話もさせて頂いたのですが、平行してやっていくのは現実的に難しいとのことで、また年齢的にも新たにトライをして結果を残せるラストチャンスとお考えであり、譲渡の決断をされたのでした。

買い手候補としてエリアと規模感から興味を持ちそうな調剤薬局チェーンを中心にリストアップし、M&Aの打診をしていきました。候補先の中から最終的に買い手となったT社はM&Aを活用して着実に業績を伸ばしている調剤薬局チェーンです。近年は関西でM&Aや新規出店を活発化して店舗網を構築しつつありました。

K社長には、通常業務の傍らT社からの要望による細かな資料の提出やデューデリジェンス対応からインタビューまで大変誠実にご対応頂きました。当初のイメージよりも実際にM&Aを行なうのは大変な作業だったと思いますが、しっかりとサポート出来たのではないかと思います。また、心温まる感謝のお手紙有難うございます。

スムーズなM&Aとなり、大変良かったと思います。K社長の次なる挑戦の成功と今後のお幸せを心よりお祈りしています。またM社とT社の皆様方をはじめ関わりのある皆様すべてがハッピーなM&Aになることを期待しています。

毎年、沢山の方々が様々な理由でM&Aを決断されます。これまでも、そしてこれからも感謝され、喜ばれるそんな価値ある仕事をしていきたいと思います。