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事例紹介
事例紹介

2014.06 調剤薬局のM&A(事業譲渡)が成約いたしました。

譲渡側 概要

業種
調剤薬局
年商
5500万円
従業員数
-名
所在地
埼玉県

譲受側 概要

業種
調剤薬局チェーン
年商
従業員数
所在地
東京都

M薬局はN社長(薬剤師、50代)が約20年前に開設した薬局です。地域密着型の調剤薬局を同一市内で2店舗運営していました。
そのうちの1店舗(譲渡対象店舗)は、調剤併設型のドラッグストアの出店等で競合が激化したことに加えて、処方元のドクターも70代(後継者は有り)と高齢になり、売り上げが徐々に減少傾向にありました。

そんな折、親類から調剤薬局を引き継ぐ話があり、そちらの薬局の管理薬剤師として関わらなければなくなったため、M薬局(譲渡対象店舗)についてはどこか引き継いでくれるところに譲渡する、もし見つからなければ閉店したいとのことでした。

早速、当社で候補先に打診したところT薬局がM薬局のエリアに在宅の拠点となる薬局を探しており、店舗を上手く活用できそうということだったため、買い手としてご紹介いたしました。N社長の親類の薬局の引継ぎのタイミングもあったため、話は非常にスピーディーに進み、初回面談からわずか3週間で譲渡契約締結に至りました。その後許認可等の手続きを経て、この度、無事譲渡が完了しました。

売上規模が小さく不採算の薬局でも在宅の拠点として活かせる会社であれば薬局を引き継ぐことが出来ます。N社長のように例え不採算店舗でも閉店する前に譲渡の可能性を探ってみるべきだと思います。

最近は中小チェーン薬局の店舗のスクラップアンドビルドのご相談が増えてきています。やはり背景には薬剤師確保の問題があるようですが、こちらの場合にも閉鎖を考える前に譲渡可能性を探るべきだと思います。

弊社では、首都圏エリアの調剤薬局のお客様に限り、着手金、成功報酬に至るまで、売り手企業様からは一切の手数料を頂かずに薬局譲渡のサポートをしております。(平成26年7月現在)