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事例紹介

事例紹介

2013.12 調剤薬局のM&A(株式譲渡)が成約いたしました。

G社(譲渡側)の概要

業種
調剤薬局の運営
年商
1億2000万円
従業員数
8名
所在地
千葉県

M社 概要

業種
調剤薬局の運営
年商
90億円
従業員数
-名
所在地
東京都

G社は医薬品卸出身のT会長(70代)が18年前に開業した薬局(1店舗)です。駅近の薬局のため周囲にクリニックも多くピーク時には2000枚/月を超えていましたが、競合薬局の進出やクリニックの廃業等の影響もあり、直近では1200枚/月前後と年々処方箋枚数は減ってきていました。また処方元のドクターの年齢も60代後半と高齢になってきているという状況でした。

数年前に娘さんが社長業を承継していましたが、薬剤師ではなかったことから、薬局運営を実質的に任せる管理薬剤師の年収も高額となり、減少傾向の売上と合わせて薬局運営の将来に不安をお持ちでした。家族会議の結果、消費増税と薬価改定を見据え、譲渡するタイミングとしては今が最善と判断され譲渡することを決断されたのでした。

一方、買い手となったM社は首都圏を中心に数十店舗展開しているは薬局チェーンです。ちょうどG社の最寄駅から少し離れたところにも店舗を持っていました。

処方箋は減少傾向で処方元のドクターの年齢にも懸念はあるものの、駅近であること、馴染みの患者さんも多く面対応出来ていること、M社が取り組めば人繰りも効率化できること等も総合的に評価され、T会長の希望条件がほぼ通る形でM&Aが成立したのでした。

初期段階から実際にお話が進んでいく過程の面談や資料のやり取り等でも、ご両社ともに誠実できちんとした応対をされていました。ご両者の人柄も良く大変スムーズに話がまとまり、またひとつ期待に応えることが出来て良かったです。