2013.08 調剤薬局のM&A(事業譲渡)が成約いたしました。
I薬局は東京、神奈川を中心に店舗展開する老舗のドラッグストアチェーンです。近年は調剤専門の薬局の出店を行って収益を確保し、業績は底堅く推移しています。
ある店舗でどうしても薬剤師の確保が出来ないという事態が発生し、1か月以内に薬剤師の確保ができなければ当該薬局の閉鎖やむなしという状況で当社にご相談を頂きました。
時間の猶予が1か月もないという状況で果たしてM&Aが可能なのか?というのが売り手社長の危惧するところでした。譲渡契約の前に基本的な条件面の合意が出来ていることを前提に、薬剤師を派遣してくれる会社もある旨お伝えしました。
早急に現地視察と提案資料の取りまとめを行い、所在地と規模感、薬剤師人材の余力という観点から最も可能性が高いであろう有力候補(M社)にピンポイントでご紹介しました。M社社長の人柄の良さと意思決定の速さ、すぐに薬剤師を派遣できるというスピード感が決め手となり、お引き合わせ時点で大枠の話がまとまったのでした。閉鎖やむなしという所から、営業権をつけた対価で薬局を譲渡できるという事になり、大変喜んで頂けました。
上記のような薬剤師不足を背景としたM&Aのご相談が相変わらず多いです。最近特にオーナーが薬剤師ではないというケースでの譲渡相談が増えています。
じっくりと好条件で買ってくれる会社を探したいというお話から、上記のような早急に相手を見つけて欲しいというご依頼まで、当社であればどちらも的確で十分な対応が可能です。調剤薬局の譲渡をお考えの際は、まずは当社へご一報ください。