買い手となったＡ社は空調機器（エアコン）等の洗浄を専門に行っている会社です。
数年前に現在の社長（Ｎ社長）が個人でＡ社を買収し、その後の業績を順調に伸ばしてこられました。実はその時の買収もお手伝いしたのですが、当時のＡ社はまだ年商２億円程でした。Ｎ社長はＭ＆Ａ後も業績を伸ばし、譲り受けた会社を着実に成長させている将来楽しみな若手経営者です。

一方、Ｐ社は数年前にＭ＆Ａにより大手空調サービス会社傘下に入ったものの、営業面での事業シナジーが思ったほどなく、ここ２～３年、売上が徐々に減少していました。

親会社のほうでは子会社であるＰ社の吸収合併、ＭＢＯ、Ｍ＆Ａといくつかの選択肢を検討した結果、新たな株主と社長のもとでＰ社の運営がなされたほうが、親会社・子会社双方にとって、また子会社の社員たちにとっても良いだろうという事になり、今回、Ａ社への株式譲渡を行うことになりました。

Ｍ＆Ａ後も上手く会社を運営してくれた実績のある社長というのは、仲介会社から見ても非常に安心感があります。両社の事業的な組み合わせもベストに近いと思うので、理想的なＷＩＮ－ＷＩＮのＭ＆Ａになるのではと期待しています。

本件に関するご照会・空調関連事業のＭ＆Ａ（売りたい・買いたい）のご相談については弊社　竹内　宛てご連絡ください。

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